吉岡直樹のジャズ・スタンダード研究

ジャズ・スタンダードについてひたすら書きます。

Autumn Leaves の24小節目

Autumun Leaves は、平行調関係にあるメジャー・キーとマイナー・キーの間を頻繁に行ったり来たりするコード進行が特徴的。

素直に演奏するなら21-23小節目は、メジャー・キーの文脈で、IIm7 | V7 | Imaj7 (キーがB♭/Gmの場合、Cm7 | F7 | B♭maj7 | )のようになりますね。

それでは24小節目は?

IVmaj7 としている曲集があります。私の限られた経験ですが、ジャム・セッションではそのように演奏することが多いように感じます。しかし本当でしょうか?

サンプルが少ないのでなんともいえないのですが、ざっくり1970年代くらいから、IVmaj7で演奏されるようになったようです。しかし、それまでは、一貫して23小節目から引き続きImaj7のままで演奏されているようですね。

みなさんがよく聴く Autumun Leaves はどうでしょうか。