吉岡直樹のジャズ・スタンダード研究

ジャズ・スタンダードについてひたすら書きます。

♭III7

Come Rain Or Come Shine の13-16小節目

この曲のもっともバリエーションが多い箇所ではないかと思います。 転調していると解釈できる演奏もありますが、混乱を避けるため敢えてメジャー・キーの文脈で書きます。 1950年、Sarah Vaughan/In Hi-Fi:Im6 | Vm7 | VI7 II7 V7 / | IIm7 V7 | 1954年、Di…

Up Jumped Spring の38小節目

AABA形式のセクションBの6小節目です。 直前の小節がA♭m7 で、ここの小節がD♭7と思っていましたが、ほかのコードがついた譜面を渡されて、「そういえばどうだっけ?」と思ってあらためてきき返してみました。 作曲者本人であるフレディ・ハバードのアルバム …