2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧
ブリッジの後半です。転調しているので、23小節目をImaj7(全体のキーをFm/A♭とすればEmaj7)とした音程で書いています。 いわゆる、メジャー・トゥ・ファイブ・ワンなのですが、トゥのところは、IIm7とは限らず、IIm7(♭5)となることがあります。 All The Th…
メロディは階名「レドシド」。出版された譜面では、シンコペーションされていて「レ」が8分音符、次の「ド」が1拍目ウラの4分音符、「シ」が2拍目ウラの8分音符と3拍目4分音符のタイ、最後の「ド」が4拍目の4分音符になっています。 さて、コードですが、こ…
ジャム・セッションでベースを弾いていると結構迷うところです。 個人的な好みとしては、II7 | II7 | なのですが、VIm7 | II7 | としている譜面も見たことがあります。 ちょっと聞き直してみましょう。 1950年、Lionel Hampton:II7 | II7 | 1950年、Sonny S…
ジャズ・オリジナルなので、実音表記としましょう。 1小節目のD♭maj7と3小節目がE♭7に挟まれているので、常識的に考えるとB♭7、あるいはB♭m7が考えられるところです。 そして、この曲の場合B♭7が妥当だと思いきや、メロディが2分音符でA-B♭と動いています。B…
突然ジャム・セッションではあまり取り上げないジャズ・オリジナルの話題ですみません。ジジ・グライスの曲で、When Farmer Met Gryce に収録されています。 AABA形式のセクションBの8小節目、つまり、セクションAに戻るところです。 ジャズ・オリジナルなの…
5小節目のVIm7への(広義の)トゥ・ファイブです。そして、その「トゥ」は、VIIm7(♭5)と考えがちです。 その理由として、第一にVIIm7(♭5)はダイアトニック・コードであること。第二に、5小節目の VIm7 を平行調のトニック・マイナーと考えた場合、3-4小節目…
この曲はよく知っているのだけれども、コード進行のバリエーションが多すぎて、譜面なしで演奏するには無謀だと個人的には思います。いざ、自分で演奏しようとコードを検討すると、なかなか全体的に調和させるのが難しく非常に悩ましいのですが、それもまた…