吉岡直樹のジャズ・スタンダード研究

ジャズ・スタンダードについてひたすら書きます。

Autumn Leaves

Autumn Leaves の29小節目

うしろから4小節目ですね。 この曲を比較的素直に演奏する場合、平行調関係にある2つのキーの「トゥ・ファイブ・ワン」が繰り返し出てきます。 つまり、調号が♭2つのB♭/Gm のキーの場合、Cm7-F7-B♭maj7 と、Am7(♭5)-D7-Gm6(またはGm7)ですね。 したがって…

Autumn Leaves の24小節目

Autumun Leaves は、平行調関係にあるメジャー・キーとマイナー・キーの間を頻繁に行ったり来たりするコード進行が特徴的。 素直に演奏するなら21-23小節目は、メジャー・キーの文脈で、IIm7 | V7 | Imaj7 (キーがB♭/Gmの場合、Cm7 | F7 | B♭maj7 | )の…

Autumn Leaves の6小節目

マイナー・キーのV7。キーがB♭/Gmとすれば、D7。 テーマのとき、トニック・マイナーのGmに進行するV7だからといって、無批判にD7(♭9)としてはいけません(ソロのときは構わないと思う)。なぜなら、メロディがD-E-F♯のようになっていて、♭9ではなく、♮9を通…