吉岡直樹のジャズ・スタンダード研究

ジャズ・スタンダードについてひたすら書きます。

IVmaj7

Someone To Watch Over Me の17-20小節目

この曲のブリッジの前半です。 この曲を演奏する機会は少なくありません。特に歌手の人たちは様々な譜面を持ってくることが多く、なかには「おやっ」と思うものもありますが、なかには、一体何を聞いたらこんな譜面になるのか譜面の書き手の良識を問いたくな…

You'd Be So Nice To Come Home To の25-26小節目

ABAC形式のセクションCの冒頭2小節です。 ジャム・セッションのように譜面なしで演奏するときにいつもどうしようか悩むところです。いくつか音源をきいてみましょう。 1953年?、Bud Powell:VIIm7(♭5) | III7 | (ストレート・メロディにあわないが、大きく…

Autumn Leaves の24小節目

Autumun Leaves は、平行調関係にあるメジャー・キーとマイナー・キーの間を頻繁に行ったり来たりするコード進行が特徴的。 素直に演奏するなら21-23小節目は、メジャー・キーの文脈で、IIm7 | V7 | Imaj7 (キーがB♭/Gmの場合、Cm7 | F7 | B♭maj7 | )の…