吉岡直樹のジャズ・スタンダード研究

ジャズ・スタンダードについてひたすら書きます。

トニック・メジャー

But Not For Me の1-2小節目

私の参加したジャム・セッションでは、ほとんどの場合、 II7 | V7 | で演奏するような気がします。 しかし、そのような演奏は思っているほど多くはないように思います。 1950年、Ella Fitzgerald と Ellis Larkins のデュオ:Imaj7-VIm7 | IIm7-V7 | 1953年…

There Will Never Be Another You の11-12小節目

むしろ興味があったのは13-14小節目だったのだが、聴いていたらここも多少気づきがあったので記事にしてみます。 まずは音源を聴いてみましょうか。 1950年、Lionel Hampton:Imaj7 III7 | VIm7 | 1950年、Sonny Stitt:曖昧なところもあるが基本的に Imaj7 …

You'd Be So Nice To Come Home To の25-26小節目

ABAC形式のセクションCの冒頭2小節です。 ジャム・セッションのように譜面なしで演奏するときにいつもどうしようか悩むところです。いくつか音源をきいてみましょう。 1953年?、Bud Powell:VIIm7(♭5) | III7 | (ストレート・メロディにあわないが、大きく…