平行調
数え方を間違えていなければ、ブリッジの5小節目です。 曲全体としてはマイナー・キーですが、最初のセクションAの13小節目で同主調に転調し、またブリッジ後半は平行調に転調しています。 そのブリッジ前半は、大雑把に Vm7(♭5)-I7-IVm7―これは元のキー基準…
ジャズで取り上げる曲は、民謡やクラシック音楽をもとにした曲を別にすれば、概ね1920年代以降に作られた曲がほとんどです。 この時代になると、純粋なマイナー・キーの曲はごくわずかで99%くらいの曲が平行調か同主調のメジャー・キーに一時的に転調します…
むしろ興味があったのは13-14小節目だったのだが、聴いていたらここも多少気づきがあったので記事にしてみます。 まずは音源を聴いてみましょうか。 1950年、Lionel Hampton:Imaj7 III7 | VIm7 | 1950年、Sonny Stitt:曖昧なところもあるが基本的に Imaj7 …
一見議論の余地がなさそうな箇所と思うかもしれません。よく聴いてみましょう。 1950年、Lionel Hampton:VIIm7-III7-♭VIIm7-♭III7 | VIm7-II7-VIIm7-III7 | (間違えていたら申し訳ないですが) 1950年、Sonny Stitt:VIIm7 | III7 | 1951年、Wynton Kelly…
うしろから5小節目です。 この曲はマイナー・キーで始まって平行調のメジャー・キーで終わります。 最後の29-31小節目は、IIm7 | V7 | Imaj7 | と、いわゆる「トゥ・ファイブ・ワン」で終わることが多いです。それに対して、28小節目は、メジャー・キーの「…