吉岡直樹のジャズ・スタンダード研究

ジャズ・スタンダードについてひたすら書きます。

Lover Man

Lover Man の7小節目

歌入りでこの曲を演奏したときに、そういえばこの部分のコードはどうなっているのだという話になったことがありました。 気になったので改めて調べてみました。 1944年、Billie Holiday(Decca盤):♭VI7-V7 1946年、Charlie Parker(Dial盤):♭IIIm7 ♭VI7 …

Lover Man の16小節目

AABA形式の、2回目のAの最後の小節、すなわち、ブリッジの直前です。 この曲は(すなわち、セクションAは)、マイナー・キーのトニックで始まって平行調関係にあるトニック・メジャーで終わります。以下、便宜上、メジャー・キー側のトニックを I として表記…